いろんな所で書いているのですが、私が初めて出会ったアンティークがチャーチチェアでした。
チャーチチェアとは、チャペルチェアとも呼ばれるのですが、名前の通りチャーチ(charch=教会)やチャペル(chapel=礼拝堂)で使われていたイスのことです。
どうして、こんな風に教会で使われていたイスが買ってこれるのかというと・・・
最近は、イギリスでも日曜日ごとに教会に通う人がだんだん少なくなってきていて、取り壊される教会も多くなっています。
教会が解体される時に、そこで使われていたイスがまとめて、マーケットで売られている場合、何十脚というチャーチチェアが山積みにされて見つかることがあります。
でも、最近は、数がとっても減っているみたいなので、前みたいに山積みで同じデザインのものを見つけることがほとんど出来ず、見つかったとしても、せいぜい10脚程度。
教会によって、使っていたイスのデザインが違ってるので、いろんな色やデザインのものがたくさんあります。
これもちょっとした魅力です。いろんなものがありますが、基本的な形は同じような感じがします。
①聖書や賛美歌を入れる箱が背中に付いている。
背中に付いている箱。これは、もともと中に聖書や賛美歌を入れるためのものです。
ただ、オリジナルがついているものも少なくなっていたり、もともと邪魔でついていないものや、途中でとってしまったものも多いので、どれを選ばれるかは好みです。
②座る部分(座面)に彫りが入っている
日曜日ごと長時間座って牧師さんからのお説教を聞いていても疲れないように工夫がされているんですよね。
ここは、アンティークに関しては、全て共通している気がします。しかも、長年使われていることによって、より自然な彫りが出来上がって、丸みをおびていい感じになっていると思います。
③荷物置き場がどこかに付いている
イスの下の方に、2本ほど荷物が置ける棒が渡してあったり、座面のすぐ下にものが置ける板が付いていたり。礼拝に来た方が簡単に荷物が置ける場所が工夫してあります。
私がお店をオープンさせた2007年には、オープンに間に合わせるように200脚ほどのアンティークのチャーチチェアを準備しました。
それこそ、いろんな形や色のものが見つかったのですが、今は買い付けに行ってもチャーチチェアを見つけることが難しいくらい!
驚くほど数が少なくなってしまって、どこに行ってしまったんだろう・・・と買い付け担当者が言っています。
日本でブームになってしまったことが一番の原因なのかもしれませんが、本当にいいイスなので、いろんな方に使ってもらいたいです。
アンティーク大辞典 『チャーチチェア』編は、こちらからご覧になれます
